NECならびにNECアクセステクニカは11日、最大450Mbps(理論値)の高速通信を実現する2.4GHz帯無線LANルータのハイエンドモデル「AtermWR9300N(HPモデル)」を発表した。2月上旬より販売を開始する。価格はオープンで、店頭予想価格は12,000円前後。またあわせて5GHz/2.4GHz同時利用の中位モデル「AtermWR8750N(HPモデル)」も発表しており、こちらは1月中旬より発売となる。価格はオープンで、単体の店頭予想価格は10,000円前後。
|
|
AtermWR9300N(HPモデル) |
AtermWR8750N(HPモデル) |
「AtermWR9300N(HPモデル)」「AtermWR8750N(HPモデル)」両機とも「AtermらくらくQRスタート」によるスマートフォン/タブレット端末との簡単接続、アンテナ内蔵のコンパクトデザイン、外出先から自宅へのアクセスを容易にする各種機能を搭載。待機時の消費電力も大幅に削減している。セッティングは「らくらく無線LANスタート」でPCをはじめゲーム機やスマートフォン、プリンタなどとの間の接続設定が行える。
AtermWR9300N(HPモデル)
同社は2011年10月に2.4GHz帯/5GHz帯同時利用のハイエンドモデル「AtermWR9500N(HPモデル)」を発売しており、今回発表の「AtermWR9300N(HPモデル)」はそれに並ぶ2.4GHz帯モデルのハイエンド製品ということになる。「AtermWR9500N(HPモデル)」では2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)の電波が混み合っているためとしてスペック上の最高速度を最大300Mbpsとしていたが、「AtermWR9300N(HPモデル)」では2.4GHz帯のみで最大450Mbpsを謳っている。なお、最大450Mbpsの高速無線通信を行うには、子機側も450Mbps対応であることが必要。
「AtermWR9300N(HPモデル)」は2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)での最大450Mbps無線LAN通信を実現しているほか、有線LANでは実効速度最大840Mbps以上のギガビットイーサネットを搭載。インタフェースはWAN×１、LAN×4のほか、ストレージ機器・USBカメラなどを接続できるUSB 2.0ポートを1基装備する。サイズは約W35×D111×H153mm(突起部のぞく)、0.3kg(ACアダプタ除く)。
AtermWR8750N(HPモデル)
|
|
AtermWR8750N(HPモデル) |
AtermWR8750N(HPモデル) |
「AtermWR8750N(HPモデル)」は2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)と5GHz帯(IEEE802.11a/n)の同時利用に対応。無線LAN経由でも映像を安定して視聴できる「TVモード」を搭載している。単体販売のほか、イーサネットコンバータ「WL300NE-AG」とのセット(店頭予想価格：17,000円前後)、USBスティック「WL300NU-AG」とのセット(店頭予想価格：13,000円前後)の販売も行われる。
インタフェースはWAN×１、LAN×4、USB 2.0×1。サイズは約W35×D111×H152mm(突起部のぞく)、0.3kg(ACアダプタ除く)。
