日本ヒューレット・パッカードは29日、ビジネス向けスレートPCの新製品「HP Slate 2 Tablet PC」を発表した。Windows 7 Professional搭載で、Wi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルが用意される。オンラインストアのHP Directplusなどを通じて、1月上旬より順次発売となる。価格はWi-Fiモデルが69,300円、Wi-Fi+3Gモデルが72,450円。

HP Slate 2 Tablet PC

TPMセキュリティチップを搭載し、BIOSパスワードに対応するなど、ビジネス用途に適したセキュリティ性能を確保。操作は指先によるタッチ操作とペン入力の双方に対応する。

主な仕様は、CPUがIntel Atom Z670(1.5GHz)、チップセットがIntel SM35 Express、グラフィックスがIntel GMA 600(CPU内蔵)、メモリがPC2-6400 2GB、ストレージが64GB SSD、ディスプレイが8.9インチワイド(1024×600ドット、デジタイザー内蔵&マルチタッチ対応)、OSがWindows 7 Professional SP1 32bit版。

ネットワーク機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS。Wi-Fi+3GモデルはHP un2430 EV-DO/HSPA(GPS機能付き)を搭載する。

インタフェースは、USB 2.0×1、マイク入力/ヘッドホン出力×1、HDMI出力、SDカードスロットなど。サイズ・重量はW234×D150×H15mm、約0.69kg。バッテリタイプはリチウムポリマー、駆動時間は約6.7時間。

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