11月15日より全米での販売がスタートする米Amazon.comのAndroidタブレット「Kindle Fire」だが、台湾Digitimesによれば現状7インチスクリーンの同製品の後継として、8.9インチモデルの提供を計画しているという。この新モデル登場は来年以降の話とみられるが、今年の年末商戦最大の目玉として注目される「タブレット+電子ブックリーダー」の雄の製品動向だけに注目が集まることになるだろう。
同件はDigitimesが11月3日に報じたもの(閲覧は要登録)。それによれば、Chunghwa Picture Tubes (CPT)とLG Display (LGD)の2社がAmazon.com向けに8.9インチLCDパネルの製造準備をスタートし始めたとのことで、現状の同社製品ラインから考えて、Kindle Fireの次期モデルが同パネルを採用する可能性が高いとみられている。また同時に9.7インチパネルや10.1インチパネル採用の話も伝わっており、実際の正確な数字は不明だ。だが確実なのは、現行の7インチサイズを上回るパネルを備えた製品ラインナップが検討されているということだ。
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(提供:AndroWire編集部)