カシオ計算機は31日、"レーザー & LED ハイブリッド光源"を搭載したデータプロジェクタの新製品として、 4,000ルーメンの高輝度を実現した「XJ-H1750」を11月25日より発売すると発表した。価格はオープン。

XJ-H1750

レッド(高輝度赤色LED)、グリーン(青色レーザー光を蛍光体で変換)、ブルー(高輝度青色LED)の3色をDLPチップを通して投映することで、水銀ランプを使わずに4,000ルーメンの高輝度を実現した。周辺の明るさを自動検知して投影輝度を5段階に自動調節する「インテリジェント・ブライトネス・コントロール」機能によって、消費電力を最大62%削減できるという。

主な仕様は、解像度が1,024×768ドット、コントラスト比が1,400:1、台形補正が上下30度、投影画面サイズが27~300型、最短投影距離が0.85m。

映像入力インタフェースは、D-Sub、HDMI、Sビデオ、RCAコンポジット、音声入力インタフェースはステレオミニジャック×2、RCAピン(L/R)。10BASE-T/100BASE-TXの有線LANとIEEE802.11b/gの無線LAN、およびUSB 2.0、モノラルスピーカー(10W)も搭載する。

PCやスマートフォンとWi-Fi接続してプレゼンテーションしたり、USBメモリに保存したデータ(JPEG/BMP、Motion JPEG、変換ソフト同梱)を投影することも可能。また、投影画面上でPCを操作できる「インタラクティブ・ポインター」、3Dメガネと2D/3D変換アプリケーションを用いた「DLP 3Dプロジェクション」にも、オプションで対応している。

本体サイズはW400×D323×H106mm、重量は約7.1kg。