日本エイサーは27日、デスクトップPCの2011年秋冬モデルを発表した。AMD最新の8コアCPUを搭載したモデルなど、4シリーズのデスクトップPCと、1モデルのホームサーバーをラインナップ。10月下旬より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。
AMD最新の8コアCPU搭載「Aspire AM3450」
AMD最新の8コアCPU(詳細は未発表)を搭載したハイスペックモデル。80 PLUS認証の500W電源や、ネジやドライバーなしでHDDを増設できるEasySwapベイ×1基(ホットスワップには非対応)を本体前面に搭載。発売は11月中旬以降で、店頭予想価格は70,000円前後。
主な仕様は、チップセットがAMD 980G、メモリがDDR3 4GB、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがAMD Radeon HD 4250(チップセット内蔵)。USB 3.0×2ポートを備える。OSはWindows 7 Home Premium 64bit版。
ゲーミングPC「Aspire Predator AG3610」
コストパフォーマンスを重視したゲーミングデスクトップPC。80 PLUS認証の500W電源や、ネジやドライバーなしでHDDを増設できるEasySwapベイ×1基(ホットスワップには非対応)を本体前面に搭載。発売は10月下旬以降で、店頭予想価格は100,000円前後。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-2600(3.40GHz)、チップセットがIntel H67 Express、メモリがDDR3 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがGeForce GTX 550 Ti(1,024MB)。USB 3.0×2ポートを備える。OSはWindows 7 Home Premium 64bit版。
ホームサーバー「Revo Center RC111」
最新のWindowsサーバーOS、Windows Home Server 2011 64bit版を搭載した、キューブ型のサーバーモデル。PCの知識が豊富で、複数のPCを活用するヘビーユーザーが主なターゲット。家庭内のデータ共有、DLNA対応のメディアサーバー、インターネットを経由した写真のアップロード、クライアントPCのバックアップ/リストアといった使用シーンを提案している。発売は10月下旬以降で、店頭予想価格は40,000円前後。
前面には、トレー式でHDDを手軽に増設できるホットスワップ対応ベイを装備。標準で1TBのHDDを搭載し、最大で2TB×3台のHDDを増設できる。そのほかの主な仕様は、CPUがIntel Atom D525(1.80GHz)、メモリがDDR3-800MHz 2GB、ネットワークインタフェースが10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。
その他の新モデル
拡張性に優れたミドルタワーでIntel Core i5-2320(3.00GHz)を搭載する「Aspire AM3970」は、10月下旬以降の発売で、店頭予想価格は60,000円前後。
スリム型の「Aspire AX1930」には、Intel Pentium Dual Coreを搭載したスタンダードモデルと、Intel Core i3-2120(3.30GHz)搭載で20型ワイド液晶ディスプレイとのセットモデルが用意される。発売は11月中旬以降で、店頭予想価格は40,000円~60,000円前後。
それ以外の主な仕様は明らかになっていない(2011年9月27日現在)。