ソニーは27日、高い価格メリットと使い勝手の良さが特徴のシンプル機能モデルだが、デザイン面では個性を追求した「VAIO E」シリーズ2011年秋モデルを発表した。これまでの14型と15.5型のほか、オーナーメードで大画面17.3型のモデルも追加した。発売日は10月8日。店頭モデルの予想価格は100,000円前後。

「VAIO E」シリーズのブラックとホワイトモデル

店頭モデルのラインナップは、Intelベースの15.5型「EHシリーズ」、Intelベースの14型「EGシリーズ」、AMDベース15.5型の「ELシリーズ」の3ラインをそろえる。選べるカラバリも個性的で豊富だ。以上は夏モデルと同様だが、CPUなど内部スペックが強化され基本性能は向上している。

店頭Intelベースモデルのモデル例として、EHシリーズ店頭モデルの上位機種「VPCEH29FJ」の主な仕様は、ディスプレイが15.5型WXGA(1,366×768ドット)LED液晶、CPUがIntel Core i5-2430M(2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、メモリがPC3-10600 SO-DIMM 4GB(4GB×1)、ストレージがSATA 5400rpm HDD 640GB、光学ドライブがブルーレイ。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bitで、オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。本体サイズ/重量は約W369.8×D248.4×H31.3~36.8mm/約2.7kg。バッテリ駆動時間は約4.5時間。こちらのモデルで店頭予想価格は130,000円前後。

店頭AMDベースモデルのモデル例として、ELシリーズ店頭モデルの「VPCEL25FJ」の主な仕様は、ディスプレイが15.5型WXGA(1,366×768ドット)LED液晶、CPUがデュアルコアのAMD E-450(1.65GHz)、チップセットがAMD A50M、メモリがPC3-10600 SO-DIMM 4GB(4GB×1)、ストレージがSATA 5400rpm HDD 500GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bitで、オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。本体サイズ/重量は約W369.8×D248.4×H31.3~36.8mm/約2.7kg。バッテリ駆動時間は約4時間。こちらのモデルで店頭予想価格は100,000円前後。

オーナーメードモデルでは、CTOの高い自由度のなかから、液晶の強化や外付けGPUの追加などの選択ができる。最大の特徴は、CTO限定で17.3型の1,600×900ドット液晶を標準装備する「EJシリーズ」が新たにラインナップに加わったことだ。EJシリーズはIntelベース(標準でCore i5-2520M搭載)のモデルとなっており、ほか構成はCTOによる。