日本サムスンは、ショッピングモールや公共施設の総合案内などで利用できる、赤外線方式のデュアルタッチに対応した40、46型液晶タッチパネルディスプレイ4機種と、32GBフラッシュSSDへバージョンアップしたコントローラ内蔵32型タッチパネルディスプレイ1機種(デュアルタッチ未対応)を、14日より発売すると発表した。

40/46型のディスプレイには、本体にデュアルコアCPU搭載のWindowsコントローラを内蔵したモデルもある。

新製品は、32型の一体内蔵型コントローラを装備した、HD(1,366×768ドット)対応の「320TSN-3D(SSD)」、40型でフルHD対応の「400TS-3D」とWindowsコントローラを内蔵したモデル「400TS-3D(SIM-SSD)」、46型でフルHD(1,920×1,080ドット)対応の「460TS-3D」とWindowsコントローラを内蔵したモデル「460TS-3D(SIM-SSD)」の5機種。価格はいずれもオープン。

「400TS-3D」シリーズ

赤外線方式のタッチパネル採用により、コンテンツの再生や表示切替えをタッチ操作で行える。さらに、デュアルタッチ操作に対応した40/46型では、センサーの切替えにより、外部接続したパソコンの表示拡大・縮小や、ページのスクロールを行うことができる。また、厚さ3mmの保護ガラスを標準装備しており、タッチ操作による液晶の傷つきや汚れなどを防ぐ。

本体にデュアルコアCPU搭載のWindowsコントローラを内蔵したモデルでは、今回のシリーズより電源投入時の起動が早く、耐震・耐衝撃性の高い32GBフラッシュSSDを搭載している。さらに、40型以上のモデルには、スロット・イン・モジュール方式の着脱式機構設計を採用している。

遠隔操作・監視専用のRJ45ポートまたはRS-232Cのデイジーチェーン接続により、複数のディスプレイを一台のパソコンから一括で設定変更でき、最大10面×10面のビデオウォール機能によって最大で100台のマルチスクリーン構成が可能。

輝度はいずれも450cd/平方メートル、コントラスト比は、40/46型が3,000:1、32型が3,500:1、入力インタフェースはいずれも、D-Sub×1、DVI-D(HDCP対応)×1、Display Port×1、RS-232C×1、コンポジット×1、HDMI×1など。