新しいMacBook Airは、プロセッサ以外にも数多くの改良が加えられている。なかでもとくに目を引くのがキーボード。11インチモデルも13インチモデルも今回のモデルチェンジでバックライトキーボードを搭載してきており、暗所でキートップの文字が白く光るようになっている。プレゼン会場や飛行機内など、照明を落とした状況で使用することが多い人にとってはうれしいポイントだ。

11インチモデル(左)と13インチモデル(右)ともに搭載されているフルサイズのアイソレーションキーボード。バックライトが内蔵されており、暗所でキートップの文字が白く発光する

液晶ディスプレイは、サイズ、解像度ともに前モデルから変更はない。ディスプレイ上部には従来通りFaceTimeカメラも内蔵されている。

11インチモデルの液晶ディスプレイは解像度が1,366×768ドット(左)、13インチモデルは1,440×900ドットとなっている(右)

いずれのモデルも、液晶ディスプレイ上部にFaceTimeカメラを内蔵

インタフェース周りは、映像出力用のMini DisplayPortがThunderboltに変更されており、映像出力だけでなく対応機器への高速データ転送が行えるようになった。Thunderboltの転送速度は10Gbpsで、これはUSB 2.0の約20倍に相当する。もっとも現在は同規格に対応した機器が少ないため、その性能をフルに生かせる機会はあまりない。今後、対応製品が充実することに期待したい。

11インチモデルの本体左側面。電源コネクタ(MagSafe)、USB 2.0、ヘッドホン端子、内蔵マイクが搭載されている

11インチモデルの本体右側面。ThunderboltポートとUSB 2.0が搭載されている

13インチモデルの本体左側面。電源コネクタ(MagSafe)、USB 2.0、ヘッドホン端子、内蔵マイクが搭載されている

13インチモデルの本体右側面。ThunderboltポートとUSB 2.0、SDカードスロットが搭載されている

このほか、Bluetoothのバージョンが2.1+EDRから4.0に上がり、大幅に省電力化されているのにも注目したい。

11インチモデルと13インチモデルのサイズ比較。当たり前の話だが、11インチモデルがひとまわり小さい