FUJITSUデザインアワード2011

富士通と富士通デザインは20日、都内で「FUJITSUデザインアワード2011」の授賞式を行った。本アワードは次世代PCのデザインがテーマの国際デザインコンペティションで、当日の会場では授賞作品の発表と紹介、および授賞者の表彰が行われた。本誌では受賞作品のモックや紹介パネルも展示された会場の模様と受賞作品を、2回に分けてご紹介する。前編の今回は、グランプリ・準グランプリの受賞作品をご覧いただこう。

本アワードは富士通のブランドプロミス「shaping tomorrow with you」に基づき、ユーザーの「こういう製品が欲しい」という要望を形にする取り組みの一環として行われたもの。約100カ国3,354人もの人々が作品をエントリーし、応募作品総数は1,076点にのぼったという。募集部門は2013年の富士通ノートPCのプロテクトデザインを決める「LIFEBOOK部門」と、2020年の新しい生活スタイルを提供するデザイン「LIFE-DESIGN部門」の2部門。グランプリ作品(1作品)には30,000ユーロ、準グランプリ作品(2作品)には10,000ユーロ、審査員特別賞(7作品)には1,000ユーロが賞金として贈呈された。

「コンピューティング技術を人に寄り添わせた、人々の暮らしに貢献するデザインになっているか」も選定の大きなポイントだったという

受賞者のみなさん

富士通では、今回のデザイン公募をもとにHuman Centered Design(使う人中心のデザイン)を更に追求し、今後とも新しい生活創造に貢献していくとしている。

それでは次ページから、受賞作品をご紹介していこう。