東芝は30日、電力管理機能である「ピークシフト機能」や省電力に配慮できる「TOSHIBA eco ユーティリティ」など電力需要の平準化や節電に貢献できる機能を搭載したビジネス向けノートPC「dynabook Satellite B450」を発表した。4月上旬より発売する。価格は147,000円より。

dynabook Satellite B450

「ピークシフト機能」は、電力仕様のピーク時間帯(とくに夏季の日中13時~16時)に入ると、自動的にAC電源からの電力供給を止め、それまでにバッテリに蓄えた電力で動作させる電源機能。これにより、昼間電力消費の一部を夜間電力に移行させ、電力仕様を平準化することができる。このほか、ecoボタンを押すだけで消費電力を抑制するecoモードに切り替える機能も搭載する。

ビジネス向け製品ということで、100kgf面加圧テスト、70cm落下テスト、30cc防滴テストにも耐える堅牢性を備えている。セキュリティ・サポート体制も充実。

基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 925(2.30GHz)、チップセットがMobile Intel GM45 Experss、グラフィックスがIntel GMA 4500 MHD(チップセット内蔵)、メモリがPC3-6400 1GB(1GB×1、最大8GB)、ストレージが250GB SATA HDD、光学ドライブがDVD-ROMドライブ、ディスプレイが15.6型TFTカラーLED液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Professional 32bit版。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 2.0×3、eSATA/USB 2.0兼用×1、D-Sub、ヘッドホン出力、マイク入力、ブリッジメディアスロット、PCカードスロット(TYPE II×1)など。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約1.6時間。サイズ・重量は、約W374.0×D250.5×H33.4~37.6mm、約2.4kg。

オプションで、メモリの2GBへの増量、128GB SSDやDVDスーパーマルチドライブへの変更、無線LANの追加などが行える。