1ヶ月ほど前、Developer Previewの提供が開始されたばかりのMac OS X "Lion"だが、早くも最終版にあたるGolden Masterが近付いているという噂がある。TechCrunchが3月25日(米国時間)に報じている。

TechCrunchによれば、Appleは「GM1」と呼ばれるリリースの開発者向け提供を行う見込みだという。GMとはGolden Masterの略だとみられるが、TechCrunchはこれをあくまで「リリース候補版の1つ」の扱いだとしており、どちらかといえばGM1というよりもRC1 (Release Candidate)という状態に近い。とはいえ、報じられた内容を信じるのであれば、すでにベータ版の段階は脱出しており、ほぼ完成が近付いているものと考えていいようだ。もしこのペースで順調に開発が進むのであれば、6月6日の開催が決まったWWDC2011でLion正式版のリリースが行われることになるかもしれない。