「LifeTouch NOTE」は、OSにAndroidを採用。スマートフォンなどと同様に電源を完全にはオフにせずスリープ状態にしておくことにより、使いたいときに瞬時に起動できる。数分程度のスキマ時間も有効に活用できる手軽さが魅力だ。プリインストールされているアプリには、快適に日本語入力が実行できる「ATOK for LifeTouch NOTE」を筆頭に、メモ帳のように利用できる文章入力アプリ「ライフノート」や2ペイン表示のTwitterクライアント「ついっぷる for Android」などを搭載。モバイル環境で活用するのに最適な環境を整えている。

日本語変換には「ATOK for LifeTouch NOTE」を採用。長文の変換でも、おかしな日本語にならず的確に変換されるのが特徴だ

「ATOK for LifeTouch NOTE」の設定画面。PCなどで利用していたユーザー辞書もインポートできるので、いつもの環境をすぐに導入できる

「ライフノート」では、タイトルと本文がセットで記録される。タイトルは目印のようなもので、本文はあとから追加で書き込み可能だ。書いたメッセージをそのままブログやSNSに送信することもできる

実際に著者も製品を持ち歩き利用してみたが、電車の待ち時間に作業をし、電車に乗車する際には一度作業を中断、電車に乗ったあとで再度起動して作業の続きを進める……といったこともスムーズにできた。乗車してから目的の駅に到着し、降りるまでは10分少々。そんなわずかな時間でも、快適に作業ができるのが本製品の魅力と言えるだろう。