初回配信「オジいサン(1)」では同書の第1話「七十二年六ヶ月と一日 午前五時四十七分~六時三十五分」の前半を朗読

オトバンクは、iPhoneアプリ「朗読少女」内で、京極夏彦最新刊『オジいサン』(中央公論新社刊)の発売日と同時に同作の一部コンテンツの配信を開始した。配信は全2回を予定しており、価格は各350円。

『オジいサン』は、定年退職後の「余生」を粛々、淡々と暮らす72歳の「オジいサン」益子徳一の日常を描いた"老人小説"。全7話で構成され、朗読少女では、同作の第1話「七十二年六ヶ月と一日 午前五時四十七分~六時三十五分」が朗読形式で楽しめる。発売と同時に「朗読少女」内で配信されたのは、第1話の前半部分となる。

なお、同作の配信に際し、著者の京極夏彦氏は「乙葉しおりファンのみなさんすいません。残念なことになりました……。しおりさん、年寄りくさくてごめんなさい」とコメントしている。

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