ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは3月1日より、新型Androidスマートフォン「Xperia arc SO-01C」の先行展示イベントを開催している。イベント会場は、銀座ソニービル、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪の3カ所。会場にはXperia arcのタッチ&トライコーナーが設けられ、発売前の端末に触ることができる。

銀座ソニービルではXperia arc SO-01C対応アクセサリーやアプリの展示、オリジナルコンテンツの上映も同時に行っている。アクセサリーは既に商品化されているものだけでなく、開発段階のもの、日本未発売のものまで幅広く用意している。

各種カバーの展示(写真右)。背面にICカードを入れられる製品もあった

Media Speaker Stand MS430はスタイリッシュなデザインが特長の円筒形の携帯スピーカー。3.5型イヤホンジャックに対応しており、単四型電池を3つ入れて使用する。MW600はBluetooth対応のヘッドセットで、音楽を聞いている途中で電話がかかってきてもリモコンにある受話キーを押せば即座に応答できるようになっている。この製品単体でラジオを聞くことも可能だ。

スピーカーMS430(写真左)とワイヤレスステレオヘッドセットMW600

Live View MN800は1.3インチディスプレイを備え、普段はデジタル腕時計として利用できる製品。BluetoothでXperia arcとペアリングすることで、メールやカレンダーの確認、電話帳検索、不在着信の確認、音楽プレイヤーの操作などが可能になる。また、ディスプレイを確認しつつ、離れた場所に置いたXperia arcのカメラのシャッターを切ることも可能だ。

Live View MN800の操作画面(写真左)と撮れた写真

そのほか魚眼レンズや端末ホルダー、スピーカーなどバラエティに富んだアクセサリーが展示されている。

Xperia arcのレンズ部分に外側から取り付けるタイプの魚眼レンズ

アプリケーションを体験できるコーナーも充実している。ソニーマーケティングの「X-RADAR」は直感型ナビゲーションアプリ。レーダー型のインタフェースで、行きたい場所が直感的に分かるようになっている。

ソニーの地図サービス「PetaMap」と連携し、Googleマップともシームレスに連動する

「Frame Grabber」はスマートフォンで撮影した動画からお気に入りのシーンを選び出して、写真として保存できるアプリ。「Photo Movie Creator」(仮称)は逆に、端末内の写真やPicasaなどWeb上の写真を使ってスライドショーを自動作成し、Facebookやmixiなどで共有することができるアプリだ(ともにソニーデジタルネットワークアプリケーションズ製)。

Frame Grabberで写真を選んでいるところ(写真右)。1コマ単位で選ぶことができる

このほか、ソニーの「BRAVIA」やBlu-rayレコーダーと連携できるアプリの展示なども行われている。銀座ソニービルでは13日まで同ビル8F「OPUS」で、14日以降は2Fソニーショールームで展示を行う。ソニーストア名古屋とソニーストア大阪のイベント会期は25日まで。