話題のカメラやレンズの実物を見て、触って、撮る。それは楽しく意義のあることだが、せっかくCP+の会場に足を運ぶなら、それだけではもったいない。メーカーの定番アイテムの横に置かれた参考出品や技術的な裏付けのプレゼンテーション、初めて見るアイディア商品にこそ、アジア最大級のカメラショウでしか味わえない醍醐味があるのだ。
タムロン
60周年記念レンズ「18-270mm Di II VC PZD 」「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」をメインに展開するタムロンブース。両レンズのαマウント版を参考出品している。
|
キャプションはここ |
|
好評の15倍高倍率ズーム「18-270mm F3.5-6.3 Di II PZD」(B008)。前モデル(B003)から24%も小型化され、フィルター径は1cm小さくなった |
|
激戦区の70-300mmで健闘する「SP70-300mm F4-5.6 Di USD」(A005)は、エントリークラスボディとのマッチングも抜群 |
|
タムロンといえば、定評ある中望遠マクロと高倍率ズームレンズ。ブース内にはそれぞれの系譜も展示されている |
|
|
無料レンズクリーニングコーナーも併設。会場に行くときは、お手持ちのタムロンレンズを忘れずに! |
タムロンはコンパクトカメラ用のズームレンズユニットも製造、供給している |
|
|
鏡胴内に組み込まれているレンズ硝材。普段目にすることがないだけに興味深い |
「ぜひ、タムロンブースにお越しください。お待ちしています!」 |
|
|
プロ写真家によるトークライブイベントにも力が入っている |
ケンコー
ケンコーブースで目を引くのは、フォトキナにも出品されたCマウントのレンズ交換式コンパクトカメラシステム(参考出品)。多くの製品ジャンルを抱えるケンコーは出展アイテムも多く、見応えのある展示となっている。
トキナーは、フルサイズ対応の超広角ズーム「AT-X 17-35mmF4 Pro FX Aspherical SD (IF)」を参考出品。コンパクトな反射望遠レンズ「400mm F8」(Tマウント)も展示。
|
キャプションはここ |
|
|
唯一のカメラ内蔵式デジタルフォトフレーム「EYE-POPPER」 |
Cマウントのレンズ交換式コンパクトカメラシステムは参考出品となっているが、市販される予定 |
|
|
ケンコーのデジタルカメラ製品群。中央奥の縦型フルHDビデオカメラ(光学ズーム内蔵モデル)は参考出品 |
細長いチューブの先にレンズが組み込まれた防水「スネークカメラ」。水道管修理などにも活躍 |
|
ケンコーの看板ともいえるフィルター製品群 |
|
|
|
サーキュラーPLフィルタのようにND値が可変する「バリアブルNDX」フィルタ。近日発売 |
韓国のブランドSamyangの「35mm F1.4」。今夏の発売予定で、価格は4万円前後の見込み。ケンコーの取り扱いとなる |
「AT-X 17-35mmF4 Pro FX Aspherical SD (IF)」 |
|
|
|
「AT-X 16-28mm F2.8 (IF) FX」 |
ケンコー設計の超小型反射望遠レンズ「400mm F8」(Tマウント対応) |
ユニークな三脚としてヒットした「ゴリラポッド」をLEDライトやiPad用のスタンドとして利用した製品 |
コシナ
コシナブースは、ブロックをフォクトレンダーとツァイスの2ブロックで構成。高級感あふれる黒と白の構成が美しい。
|
|
あ |
|
|
開放値F1.0を上回る明るさの「NOKTON 25mm F0.95」(マイクロフォーサーズ対応)。ちなみに、NOKTONの語源は「Noct (Nokt)」で、「夜」を意味する |
「NOKTON 35mm F1.2 Aspherical VMII」(参考出品) |
|
|
「HELIAR Classic 75mm F1.8 SL II」(参考出品) |
フォクトレンダーのレンズやアクセサリーを一覧展示 |
|
|
プラナーやディスタゴンといった銘玉が並ぶカールツァイスブース。眺めているだけで時が経つのを忘れそうだ |
端正なデザインのZeiss Ikon。フィルムカメラファンにもしっかりと存在をアピールするところが、伝統あるツァイスのアイデンティティなのだ |