Tom Clancy's H.A.W.X.2(グラフ35・36)

Ubisoft
http://hawxgame.us.ubi.com/

これもSteamから入手できるDX11対応のゲームである。ちなみにこれをSteam経由でダウンロードしても、なぜか"Ubisoft Game Launcherが起動できない"として立ち上がらない場合がある(というか、筆者はなった)。この場合、Ubisoft Game Launcher Installerをダウンロードしてインストールすることで解決する。

さてベンチマークだが、黙っているとDirectX 9対応のものが起動するので、インストールされたディレクトリ("C: \ Program Files (x86) \ Steam \ steamapps \ common \ tom clancy's hawx 2 emea")の下にあるHAWX2_DX11.exeのショートカットを作り、これを起動するようにした。起動後、Options→Display Setting画面(Photo44,45)で設定後、F2キーを押すとベンチマークが始まり(ちなみにF2キーのあと、ロードが終わってからもう一回Enterキーを押す必要があるのがちょっと煩わしい)、終了すると結果が表示される(Photo46)ので、これを手作業で記録する形だ。

Photo44: Presetは用意されていないので、全項目を手で設定。といっても、解像度とVSYNC Off、Antialias 8xのほかは、Advancedの項目を全部最高に設定するだけ。

Photo45: 一番下にDirectX 11の項目があるので、HAWX2_DX11.exeが動作していることが確認できる。

Photo46: 結果はこんな具合。もう主要な機材は返却してしまったので、これは手持ちの環境で撮影している関係でCPUがPhenom II X4 965に。

グラフ35

グラフ36

さて結果だが、こちらはCPU負荷が少ないためか、快調にフレームレートも伸びており、グラフ35・36を比較するとRadeon HD 5870/6950/6970はほぼ同じフレームレート(厳密に言えば数fps、Core i7の方が高いがこれは許容範囲だろう)になっている。ただGeForce GTX 580やCrossFireに関しては明確にフレームレートが異なっており、やはりPhenom IIではやや苦しいようだ。またこのテストではRadeon HD 6970 CrossFireとGeForce GTX 580がほぼ同じスコア、というのも興味ある部分だが、これは本当に同じフレームレートなのか、それともCPU側がボトルネックでこの程度で収まっているだけで、もっと高速なCPUを持ってくると差が開くのか、はここでは断言しにくい。ただRadeon HD 6950 CrossFireと6970 CrossFireの結果に余り差が見られないあたり、これはCPUネックではないのか? という気がする。ただそうは言っても、カード単体としてのRadeon HD 6970とGeForce GTX 580の差が明確なのは間違いない。