CES 2011でついに発表されたAMDの「Fusion APU」。会場のAMDブースでは同製品を搭載するノートパソコンやMini-ITXマザーボードなどの展示があった。本稿では、その中から日本市場向けで発売される可能性が高そうな製品をまとめて紹介しておきたい。
Fusion APUは、CPUにGPU機能を統合したAMDの新世代プロセッサで、APUとは、CPUがCentral Processing Unitであることに対して、Accelerated Processing Unitの頭文字をとったもの。現時点では「Brazos」(開発コード名)プラットフォームとして知られる小型デスクトップや低価格ノート、ネットブック向けの低消費電力APU、「AMD Eシリーズ」と「AMD Cシリーズ」の2シリーズが投入されている。詳しくはこちらの発表記事を参照いただきたい。
マザーボード
AMD Eシリーズ搭載ノート
Sonyの「VAIO VPCYB15CKX」。VAIO Yシリーズの新モデルとして国内発表された |
Lenovoの「ThinkPad X120E」。ThinkPad X100eの後継!? AMD E350を搭載 |
Lenovoの「IdeaPad G575」。AMD E350はこういったテンキー付の大画面ノートでも採用があるようだ |
Lenovoの「IdeaPad G475」。こちらは先ほどのIdeaPad G575のサイズ違いで、AMD E350搭載 |
MSIの「MSI Wind CR560」。MSI Windシリーズの大画面ノートで、AMD E350を搭載 |
MSIの「MSI Wind U270」。ネットブックサイズのWind UシリーズのAMD E350搭載モデル |
「VAIO VPCYB15CKX」のデバイスマネージャ。デュアルコアとRadeonが確認できる |
「ThinkPad X120E」のWindows Experience Index。正確に出ているか不明だが、3Dスコアが比較的高め |