デルは11日、第2世代Intel Core(Sandy Bridge)を搭載した個人/SMB向けPCの販売を開始した。価格は、ゲーミングノートPC「Alienware M17x」が209,980円より、ゲーミングデスクトップPC「Alienware Aurora」が149,980円より、ハイパフォーマンスデスクトップPC「XPS 8300」が79,980円より、SMB向けデスクトップPC「Vostro 460」が74,980円より。

Alienware M17x

ゲーミングノートPC「Alienware M17x」では、新CPUとしてIntel Core i7-2720QM/2820QMが選択可能になった。グラフィックスも一新されており、AMD Radeon HD 6870M/6970MおよびNVIDIA GeForce GTX 460Mが用意されている。その他、メモリ容量・HDD容量・SSD容量の最大サイズがそれぞれ32GB、1.5TB、512GBにアップし、USB 3.0ポートが標準搭載されるようになっている。

Alienware M17x

ベーシック構成はCPUがIntel Core i7-2720QM(2.20GHz)、グラフィックスがAMD Radeon HD 6870M(1GB)、メモリが4GB DDR3 SDRAM(1333MHz)、ストレージが750GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、17.3インチLED液晶(フルHD対応)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版という仕様で、価格は209,980円となる。

Alienware Aurola

ゲーミングデスクトップPC「Alienware Aurola」は、選択可能なCPUがすべて第2世代Intel Coreとなり、Intel Core i5-2400/2500K、i7-2600/2600Kの4つが用意される。また、グラフィックスのオプションとしてAMD Radeon HD 6870が追加され、従来から継続のNVIDIA GeForce GTX 460といずれかを選択できる。どちらも2枚挿しの設定が可能。また、メモリとして1600MHz DDR3 SDRAMが選択可能となり、USB2.0ポートの標準搭載、電源の875Wへの強化といった変更が行われた。

Alienware Aurola

ベーシック構成はCPUがIntel Core i5-2500K(3.30GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 460(1GB)、メモリが4GB DDR3 SDRAM(1333MHz)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版という仕様で、価格は149,980円となる。

XPS 8300

ハイパフォーマンスデスクトップPC「XPS 8300」は、従来の「Studio XPS 8100」の後継となるラインナップ。後述する個人向け/SMB向けの統合により、「Studio」のない「XPS 8300」としての新登場となる。選択可能なCPUはIntel Core i5-2400、Intel Core i7-2600。グラフィックスのオプションはATI Radeon HD 5450/5670/5770/5870となっており、USB 3.0がオプションとして選択可能。電源は「Studio XPS 8100」の350Wから460Wへと強化されている。筐体カラーはブラックのみ。

XPS 8300

ディスプレイなしのベーシック構成はCPUがIntel Core i5-2400(3.1GHz)、グラフィックスがATI Radeon HD 5450(1GB)、メモリが4GB DDR3 SDRAM(1333MHz)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版という仕様で、価格は79,980円となる。

また、「XPS 8300」には量販店向けモデルも設定される。そちらの構成はCPUがIntel Core i7-2600(3.40GHz)、グラフィックスがATI Radeon HD 5450(1GB)、メモリが8GB DDR3 SDRAM(1333MHz)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版となる。

Vostro 460

SMB向けの「Vostro 460」は、従来モデルの「Vostro 430」の後継となる。選択可能なCPUは、Intel Core i5-2400/2500、Intel Core i7-2600。グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 2000のほか、ATI Radeon HD 5450/5670、NVIDIA GeForce GT 420/GTX 460が選択可能。また、HDD容量が320GB~3TBと従来よりアップしているほか、USB 3.0をオプションとして選択できるようになった。

Vostro 460

ディスプレイなしのベーシック構成はCPUがIntel Core i5-2400(3.1GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 2000(CPU内蔵)、メモリが1GB DDR3 SDRAM(1333MHz)、ストレージが320GB SATA HDD、光学ドライブがDVD-ROM、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版という仕様で、価格は74,980円となる。