ダイキン工業はこのほど、"11月9日=いい空気(換気の日)"にちなんで、全国の20代~60代の男女1万人を対象に「空気に対する意識変化」をテーマにしたアンケートを実施。15回目となる今回の調査では、2009年の新型インフルエンザなど、近年社会問題化しているパンデミックの影響により、2002年、2007年の調査から日本人の空気に対する意識がどのように変化したのかを、浮き彫りにすることを目的とした。

おいしい・快適な空気を得るためにお金をかけていることの1位は「空気清浄機」だった ※写真はダイキンの加湿空気清浄機「うるおい光クリエール」

調査の結果、9割以上の人が空気と健康の関係性を認識。きれいな空気が具体的にどのような効果・影響を与えるかについては、上位3位までが「健康を促進する」(28.5%)、「病気を予防する」(16.1%)、「気管支・肺によい」(15.7%)という回答となり、"健康づくりにはきれいな空気が欠かせない"という意識を持っていることが分かったという。

また、空気が気になるときについては「風邪・インフルエンザのシーズン」が18.1%でトップ。続いて、「近くに喫煙者がいるとき」(15.7%)、「交通量の多い道路を通るとき」(14.8%)という結果となった。

このほか、「空気のコスト意識がある人は年々増加傾向にある」と同社。「おいしい・快適な空気」を1ヶ月得るために出してもよいと思う金額は「1~1,000円未満」(40.4%)が最も多く、次いで「0円」(27.9%)となり、平均金額は1,281円。なお、宮崎県は県平均が1,854円で"空気に気前がいい県"全国1位となっている。