フェンリルは26日、同社のファイル管理ソフトの最新版「Fenrir FS」の最新版となる「FenrirFS 1.2」 をリリース。同社Webサイトからダウンロードできる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7。

「FenrirFS」は、デスクトップに散乱してしまうファイルから大切に保管してある重要なファイルまで、ラベルを用いた分類や高速なファイル検索、自動振り分け機能など細部に工夫を凝らした機能を用いて、書類のようにファイル管理できるソフトウェア。ドラッグ&ドロップでのラベルやネットワーク越しの共有ファイル機能なども過去のバージョンアップで搭載するなど、毎回充実したバージョンアップを重ねている。

今回のバージョンアップでは、同ソフトのファイル管理のかなめでもあるラベルに対して、ファイル名を編集するように直接文字入力し、自動補完機能によってラベル候補を速やかに表示できる「インプレイスラベル編集」を追加。これによりファイル名を変更しながら同時にラベル付けを行ったりと、キーボード操作のみでファイルを迅速に管理できるようになる。

また、Windows 7への対応が強化され、ジャンプリストからラベルや作業トレイ、スター付きアイテムなどFenrirFSの各リストが開けるようになるほか、ファイルを追加した時の進行状況やファイル数をタスクバーボタンに表示するなどが可能になった。

「FenrirFS 1.2」起動画面

「インプレイスラベル編集」。強力な入力補完機能でスムーズなラベル分類が可能に

Windows 7への対応が強化