既報の通りNTTドコモは、OSにAndroidを採用したスマートフォン「Galaxy S」とタブレット端末「Galaxy Tab」を、それぞれ10月下旬、11月下旬に発売する。発表会でドコモの山田隆持社長は、Galaxy Sを「スマートフォンの新時代にふさわしい端末」と話し、強い期待感を示した。新規・2年契約の場合の価格は、Galaxy Sが3万円を切る価格、Galaxy Tabは4万円強という価格になる見込みだ。

ドコモの山田隆持社長(左)と、共同会見として参加したSamsung Electronics無線事業部長 社長のJK Shin氏

Galaxy S(左)とGalaxy Tab。女性が持っても大きすぎない印象のGalaxy Tab

Galaxy Sは、4型(800×480ドット)と大型のSUPER AMOLEDディスプレイを搭載。SUPER AMOLEDは、サムスンが独自に開発した有機ELディスプレイで、通常の有機ELに比べ、タッチ対応パネル層を薄くしたことで厚みを抑え、透過率や反射率を大きく向上させた点が特徴。有機ELらしい派手な発色とほぼ真横からでも色が分かる視野角の広さに加え、反射率を4%にまで減らすことで、有機ELの弱点である太陽光の下で画面が見にくくなるという現象を抑えた。また、コントラスト比は1万:1、色再現率は110%を実現しており、メリハリのある、豊かな色表現も可能になっている。

Galaxy S。下部には戻る、メニューボタン、中央にホームボタンがある。横から見ても色が変わらず、画面が見える視野角の広さを備えている

山田社長は、このSUPER AMOLEDディスプレイを「圧倒的に高精細で美しい画面」と表現。「どの角度から見ても美しく、色の鮮明力が高い」と強い自信を見せる。

色鮮やかな色彩で写真や動画を表示可能

画面上部に触れて指を下に動かすと表示される通知領域に、画面回転をロックさせる機能も搭載

本体サイズは約122(H)×64(W)×9.9(D)mm、約118g。背面はやや丸みがかったラウンドフォルムで、持ちやすさに配慮している。

カメラは背面に1つ。顔検出やAFも備える有効500万画素CMOSカメラ

動画の撮影も可能で、720pのHD動画撮影にも対応する

OSにはAndroid 2.2(Froyo)を採用。最新バージョンのAndroid OSを搭載したことで、Androidの機能のほとんどを利用できる。Froyoを搭載したことで、Flash 10.1にも対応し、Flash対応サイトもそのまま閲覧可能だ。海外で問題視されたフリーズ問題(いわゆるプチフリ)に対しても、「2.2を搭載したことで対応できているようだ」(説明員)という。

一方は手ブレしてしまっているが、右のGalaxy SではFlashが表示されている。Android 2.2のブラウザでは、Flashの表示・非表示を設定から選択できる

iPhone 4と比べて表示性能に遜色はない

Galaxy Sは、サムスンが世界で500万台以上を販売したスマートフォンで、「2秒に1台のペースでユーザーの手に渡っている」(サムスン)そうだ。サムスンではGalaxy Sを「グローバルのスマートフォンの勝利者」と表現。高い性能に加え、mixiにも対応したSNS Browser、GoogleカレンダーやFacebookカレンダーと連携したCalendar、一日の予定や天気、ニュースを表示するDaily Briefingといった独自アプリによって、使い勝手を向上させている。

mixiにも対応し、複数のSNSでの交信をまとめて閲覧できるSNS Browser

日本語入力にはiWnn IMEを利用する

spモードに対応し、ドコモの携帯メールも送受信できる

サイズ比較。左上から時計回りにiPhone 4(3.5型960×640)、Galaxy S(4型800×480、Nexus One(3.7型800×480)、Dell Streak(型800×480)

そのサムスンが「新しい世界の開拓者」と表現するのがGalaxy Tabだ。……つづきを読む