NTTドコモは5日、OSにAndroid 2.2を採用したタブレット端末「GALAXY Tab(SC-01C)」を発表した。11月下旬に発売する予定。

GALAXY Tabは、7インチ(600×1,024ドット)のTFT液晶を搭載したタブレット端末。「片手での持ちやすさ、使いやすさ」を考慮し、約191×121×12.1mm・382gの薄型・軽量なデザインを採用した。さらに、4000mAh大容量のバッテリを搭載し、約1450時間の連続待受時間、約880分の連続通話時間(ともに3G)を実現した。内蔵メモリは16GB、外部メディアとして最大32GBのmicroSDHCカードが利用できる。

GALAXY Tab(SC-01C) (撮影:小山安博)

OSはAndroid 2.2(Froyo)を採用しており、マルチタッチやFlash Player 10.1をサポート。「Androidマーケット」「ドコモマーケット」「Samsung Apps」などのアプリストアからアプリケーションをダウンロード可能だ。

機能面では、本体背面にオートフォーカス対応の約320万画素CMOSカメラ、表面に約130万画素のインカメラを搭載する。このほか、iモードと同じ「@docomo.ne.jp」を使ったメールが利用できる「spモード」に対応するほか、いつもNAVI(地図)やGoogle mapなどの地図アプリケーション、電子書籍リーダー、Evernoteのアプリケーションダウンローダーなどを搭載。待受画面上でmixiやTwitterの情報を確認できる「SNS browser」、天気予報やスケジュールなどの情報を一画面に表示できる「Daily Briefing」、メール一覧を表示したまま本文をプレビューできる「Spilit UI」、ワードやエクセル・パワーポイントの編集やPDFを閲覧できる「ThinkFree Office」といった機能も利用可能。

通信面では、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G/GMS)」、FOMAハイスピード(HSDPA:7.2Mbps/HSUPA:5.7Mbps)に対応。このほか無線LAN(802.11 b/g/n)、Bluetooth 3.0もサポートする。

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GALAXY Tabを紹介するNTTドコモ 代表取締役社長 山田隆持氏

OSは最新のAndroid 2.2を搭載し、Flashにも対応している

さすが薄さ12.1mmということで、横から見るとその薄さが分かる

背面には有効画素数320万のCMOSカメラを搭載している

(写真・キャプション/南謙治)

寸法 約191×121mm×12.1mm
質量 約382g
連続待受時間(3G/GSM)[静止時] 約1,450時間/約1,160時間
連続通話時間(3G/GSM) 約880分/約2,050分
連続テレビ電話時間 未対応
メインディスプレイ 約7.0インチ(600×1,024ドット)TFT液晶(16,777,216色)
サブディスプレイ 未対応
外部メモリ microSD(最大2GB)/microSDHC(最大32GB)
外側カメラ 約320万画素CMOS(オートフォーカス対応)
内側カメラ 約130万画素CMOS
Chic White