パイオニアは1日、CDミニコンポ「X-HM50」を発表した。発売は10月下旬。価格はオープンで、市場価格は3万5,000円前後。
X-HM50は、iPod/iPhoneに対応したDockを装備したCDレシーバーに、2wayバスレフタイプのスピーカーを組み合わせたシステム。アップルより「Made for iPod/Made for iPhone」の認証も受けている。接続可能なiPod/iPhoneはiPod nano 2G~5G(2Gは音声のみ)、iPod classic、iPod touch(1G/2G)、iPhone/iPhone 3G/3GS。iPod/iPhoneとはデジタル接続され、ノイズの少ないクリアな再生が可能だ。また、再生中のiPod/iPhoneへの充電にも対応する。iPod nano 2G以外では、ビデオ出力にも対応しているが、X-HM50自体にはビデオを表示するためのデバイスは搭載されておらず、背面のコンポジット端子からの出力を、テレビなどに接続するという形になる。
フロントパネルにUSBポートを装備しており、USBメモリーなどマスストレージクラスに対応したUSBデバイスからのMP3/WMA形式の音楽ファイル再生にも対応する。そのほかに、ライン入力を背面に1系統(RCA)、フロントパネルに1系統(3.5mmステレオミニジャック)装備する。出力端子は、コンポジットの映像出力(RCA)、ヘッドホン端子(3.5mmステレオミニジャック)、サブウーファープリアウト(RCA)を装備。搭載するアンプは、最大出力50W×2(JEITA 1kHz 10%、4Ω)。スピーカーは、2.5cmソフトドーム型ツイーターと12cmコーン型ウーファーを使用した、148mm(W)×260mm(H)×191mm(D)のバスレフタイプ。最大入力は100W。レシーバー、スピーカーとも、バナナプラグに対応した大型のスピーカー端子を備える。