KDDIと毎日新聞社は、東京メトロ東西線の竹橋駅に直結したパレスサイドビル1階に、携帯電話と連動したサービスを提供するシャワー施設「Run Pit by au Smart Sports」を設置。7月10日より営業を開始する。
KDDIでは、7月5日に会員数200万人を突破した「au Smart Sports」を通じて、ユーザーのスポーツ、健康を支援している。この一環として今回、毎日新聞社と協力し、auケータイと連動したランナーズスペース「Run Pit by au Smart Sports」を提供する。同施設は、女性の利用を考慮して、女性用ロッカールームやパウダースペース、シャワーブースに個室の着替えスペースを設置。皇居を一望できるコミュニケーションスペースを用意した。
施設の利用料は一般が800円/回、au Smart Sports会員が700円/回。シューズロッカーレンタル料は一般が1,700円/月、au Smart Sports会員が1,500円/月。料金の支払いは、サービス開始時は現金のみとなるが、今後おサイフケータイや携帯電話料金とまとめて支払いへの対応を検討する。営業時間は7時~22時(土日祝は8時~18時)。シャワー15基(女子8基、男子7基)、ロッカー122個[女子62個、男子60個)、契約シューズロッカー198個(女子99個、男子99個)。今後、ランニング教室、著名ランナーのトークショー、企業対抗駅伝といったイベントの開催も検討する。
KDDIと毎日新聞社は7月7日に報道関係者向けに同施設を公開。毎日新聞社 取締役副社長 東京本社代表 観堂義憲氏、KDDI 代表取締役執行役員専務 高橋誠氏が施設を紹介した。
観堂氏は、びわ湖マラソンなど多くのマラソンを主催するなどの毎日新聞社の取り組みについて説明し、”皇居ランナー”も支援したいと述べた。続いて高橋氏が、同施設が設置されるパレスサイドビルが“皇居ランナー“にとって最高のロケーションとなっていると評価。また、ランニング時の携帯品として、携帯電話が音楽プレイヤーを押さえてトップであることを説明(出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティングとYahoo!リサーチの共同調査)。ランニングと携帯電話を連動させたポイントサービス「Run Pit Point」を実施すると述べた。このポイントサービスは「au Smart Sports Run&Walk」を起動して皇居を1周し、ランニング後に「Run Pit」の受付に申告すれば、皇居1周に付き1ポイントが翌日中に付与されるというもの。10ポイント貯まればオリジナルタオル、15ポイントでオリジナルランニングTシャツと交換できる(走る、歩くに準ずる速度での走行でポイントが付与され、1日に最大ポイント付与数は5ポイント)。