MacBook Pro 17インチモデルの17型ワイドという液晶サイズは、存在感は抜群だ。しかも画面解像度は1,920×1,200と、フルHDより解像度が高い。ユーザーにとって、この大きな解像度は作業効率を上げてくれる大きな武器となる。

特に、MacユーザーでMacBook Pro 17インチモデルの購入を考えているユーザーは、パワーユーザーやクリエーターの人が多いのではないかと想像できる。クリエーターであれば画像編集ひとつにしても、作業キャンバスはできるかぎり大きいほうがいいし、複数の画像を扱えるほうが何かと便利であることは間違いない。Mac OS Xの場合、複数のデスクトップ環境を使用できる「Spaces」機能が使えるため、この広い解像度をさらに有効に使用できる。当然だが、HDムービーを鑑賞する際にフルHD映像を解像度を落とすことなく視聴できるノートはMacBook Proの中でもこの17インチモデルだけだ。

Spacesを使って、各アプリケーションが起動するデスクトップ番号を固定しておくと、使い勝手がいい

MacBook Pro 17インチモデルでの作業画面。iMovieを使ってムービー編集する際には、これだけ広い環境が使用できる

SafariでWebを閲覧する際にも広さは感じられる。アップルの公式ページがこのように表示される。ノートユーザーの方はぜひ自分のパソコンと比較していただきたい

広いデスクトップ環境の場合、Webで情報を調べながら原稿を書くといった作業も快適に行なえる