NVIDIAのQuadroシリーズを搭載し、ISVアプリケーションの認定も取得
GPUは、NVIDIAのQuadro FX 2800M(1GB DDR3)ないしはQuadro FX 3800M(1GB DDR3)の2つのGPUから選択することができる。いずれもNVIDIAのプロフェッショナル向けのGPUで、スペック上は以下(表1)のような違いがある。
| ■表1 | ||
| Quadro FX 2800M | Quadro FX 3800M | |
|---|---|---|
| シェーダプロセッサ | 96個 | 128個 |
| メモリサイズ | 1GB GDDR3 | 1GB GDDR3 |
| メモリ接続バス幅 | 256bit | 256bit接続 |
| メモリバンド幅 | 64GB/s | 64GB/s |
| DirectX | DirectX 10.0/SM4.0 | DirectX 10.0/SM4.0 |
| OpenGL | 3.2 | 3.2 |
| 最大消費電力 | 75W | 100W |
今回レビューに利用したサンプルにはQuadro FX 3800Mが搭載されていた。Quadro FX 3800Mは、開発コードネームでG92と呼ばれるチップがベースになっており、デスクトップPC向けのGPUでいえばGeForce 9800 GTXに匹敵するようなスペックを備えており、内蔵のシェーダプロセッサが128個、コアクロックが675MHz、メモリクロックが1GHzで、ビデオメモリとして1GBのDDR3を備えている。対応するDirect3Dのバージョンは10.0で、10.1や11には対応していない。
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GPU-ZによるQuadro FX 3800Mの詳細。演算機の数を示すSPは128個内蔵されており、デスクトップPC向けのGeForce 9800 GTXに相当するような演算性能を持っている。ビデオメモリは1GB(GDDR3)で2.026GHz、エンジンは675MHz |
ブランドがGeForceではなく、Quadroであることからもわかるように、仕様としてはプロ向けとなっており、プロ向けのソフトウェアなどで動作が保証されているのが大きな特徴だ。いわゆるISVアプリケーション認定も、主要アプリケーションで行われており、プロ向けのソフトウェアでもきちんと動作稼働保証がされているのは安心して利用できるといえるだろう。