オンキヨーは、6月3日、コンパクトコンポ「FR」シリーズの新モデル「X-N7EX」「X-N9EX」を発表した。発売日は、X-N7EXが6月30日、X-N9EXが7月10日を予定している。価格はオープンで、市場価格は、X-N7EXが4万5,000円前後、X-N9EXが6万円前後と予想される。

FRシリーズは、1998年の登場以来、今回で12世代目となるロングセラーモデルで、「X-N7EX」「X-N9EX」は、昨年9月に発売された「X-N7SX」「X-N9SX」の後継機種。幅215mmのMD/CDチューナーアンプ(アナログアンプ)のセンターユニットと、コンパクトな2Wayのブックシェルフ型スピーカーを組み合わせた基本構成は、当初のモデルより引き継がれている。

X-N7EXがスタンダードモデルで、X-N9EXが、制振効果を高めるためのアルミ製のボリュームノブや、突き板仕上げのスピーカーキャビネットなどを採用するプレミアムモデル。 昨年モデルとの違いは、X-N7EXとX-N9EXの、センターユニットの定格出力が、ともに19W×2となった点(昨年モデルでは、スタンダードモデルが15W×2、プレミアムモデルが19W×2)。センターユニットに関しては、それ以外の変更点はない。スピーカーに関しては、カラーの変更のみ。

プレミアムモデルと共通の定格出力(19W×2)になった「X-N7EX」

2制振効果の高いアルミ製ボリュームノブなどが採用されるプレミアムモデルの「X-N9EX」