ワコムのペンタブレットを電子サインの入力装置とした契約手続きシステムが、大和ハウス工業が4月より運用を開始した住宅購入者向け火災保険契約の新システムで利用開始された。

同システムでは、火災保険の契約者がワコムのペンタブレット上に電子サインを行って契約手続きを行える。申込書と印鑑を使用せず、保険契約者が営業担当者のノートPC上の画面で契約内容を確認して申し込みを完了させることが可能とのこと。

これにより、ノートPCを利用し、その場で条件の変更、保険料の試算、見積もりが可能となり、誤りなく契約希望者のニーズに合った契約内容で契約手続きが行える。また、電子化によるコスト軽減など、様々な効果が期待できるとのこと。

なお、同システムは大和ハウス工業と三井住友海上火災保険が共同開発したもの。これまでも三井住友海上火災保険では、自動車保険と火災保険でワコムのペンタブレットを使用した「電子契約手続き」を運用している。