ワコムは、サイン入力専用液晶ペンタブレットの新製品「STU-300」を発売する。発売日は3月23日。

海外の導入実績としては、ドイツ・ベルリン州立銀行、スペイン貯蓄銀行、フランス電子公正証書、IKEAドイツ店舗、スイスの通信サービス企業などがあるとのこと

本製品は、1×4インチサイズの反射型液晶ディスプレイを備えた液晶ペンタブレット。従来のサイン入力専用液晶ペンタブレット「STU-500」と比較し、本体容積は約55%、液晶ディスプレイは約70%小さく設計されており、狭いスペースでの設置・活用が可能で、外出時の持ち運びにも対応する。主な使用用途としては「クレジットカード決済時の手書きサイン入力」、「各種申込書、契約書などへの手書きサイン入力」、「社内ワークフローや承認システムでの手書きサイン入力」などを見込んでいるとのこと。これまでに、三井住友海上火災保険、アメリカンファミリー生命保険(アフラック)といった企業の導入実績があるという。なお、価格は案件ごとに個別に見積るとのこと。