ネットリサーチ事業を展開するマクロミルは19日、ヤフー子会社のヤフーバリューインサイト(YVI)と経営統合に向けた協議を進めることで合意したと発表した。景気後退による調査需要の低下が見られる中、両社の強みを活かした業容の拡大を図るとしている。

経営統合後の新会社では、「マクロミルのシステム構築力と営業力ならびにヤフーの調査パネル資産およびYVIのソリューション提案力を融合」させることで、高品質のネットリサーチの大量提供や商品ラインアップの拡充、経営管理の効率化などが実現できるとしている。

協議の開始にともないマクロミルは、ヤフーを引受先とする約13億円の第三者割当増資を実施する。