といったところで、3G回線を使ったインターネット接続の設定も済ませておこう。Xperiaで3Gインターネットを利用するには、ドコモのインターネット接続サービス「mopera U」の設定が必要だ。mopera Uには月額315円の「ライトプラン」と月額525円の「スタンダードプラン」の2つのプランが用意されており、両者の違いはmopera Uメールのアカウントの有無。ライトプランはインターネット利用のみというプランだ。

さて、mopera Uの設定をしていこう。まずはメニューキーで設定画面を呼び出し、「ワイヤレス設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順に進む。すると「mopera U 設定」「mopera U(スマートフォン定額)」というアクセスポイントの項目が現れる。ここが少し分かりづらいのだが、「mopera U 設定」の方を選択しよう。これは、最初にmopera Uの初期設定サイトへ接続するためだけのアクセスポイントのようだ。

「ワイヤレス設定」をタップして「アクセスポイント名」まで進む。「mopera U 設定」のラジオボタンをタップ

アクセスポイントを「mopera U 設定」に変更できたら、一度ホーム画面に戻り、ブラウザのアイコンをタップすると真っ白なページが表示される。この状態で、メニューキーを押して「ブックマーク」をタップする。その中の「mopera U初期設定サイト」を選択するとmopera Uの初期設定画面が表示されるので、契約時に設定したネットワーク暗証番号を入力してログインする。その中の契約状態を確認して、問題がなければメニューキーを押して終了をタップしよう。最後に、アクセスポイント名の設定を再度開き、今度はアクセスポイントを「mopera U(スマートフォン定額)」に変更する。これで3Gインターネット接続の設定は終了だ。

一度ホーム画面に戻り、アクセスポイントを「mopera U(スマートフォン定額)」に変更すれば設定は完了。インターネットに接続すると、ドコモのスマートフォン向けポータルサイト「ドコモマーケット」がホームに設定されている

では、これでとりあえず使えるようになった。使い勝手のほうも見てみたいので、実際に少し使ってみよう。

ブラウザからマイコミジャーナルにアクセスしてみた

メニューリストからYouTubeにアクセス

「Mediascape」を起動して動画を再生

ちょっと使ってみた感想だが、タッチ操作は非常にスムーズ。ストレスなく軽快に操作可能だった。アイコンのデザインやメニューなどインタフェースもよく作りこまれており、どんな操作ができるのか一目でわかりやすい。これであれば、はじめてAndroidを使うようなユーザーでも心地よく使えるのではないだろうか。

Androidマーケットには、オープンプラットフォームという特性を活かし、既に豊富なアプリケーションが用意されている。ここからアプリケーションをダウンロードすれば、いくらでも自分好みにカスタマイズできるだろう。