RMEは、ドイツ・フランクフルトで開催されたMusikmesse 2010にて、持ち運びにも便利なバスパワーに対応するモバイル型の高性能オーディオインタフェース「Babyface」を発表した。

コンパクトなボディーの本製品には、ふたつのUSBポートが設けられ、多彩な機能をすべてバスパワーで利用できる

本製品は、高い安定性と音質で定評のある「Fireface」シリーズの新製品。同社「Fireface UC」同等の最適化されたUSB2.0のハイスピードバスを搭載する。また、独自の伝送技術により超低レイテンシーを実現したほか、最大192kHz対応のデジタル入出力(ADAT/SPDIF)なども搭載する。さらに、本体のminiTRSジャックは、ブレイクアウトケーブル経由でステレオTRSジャックでの利用が可能。高度なジッター抑制を実現する「SteadyClock」、新たに3バンドEQ、リバーブ、ディレイが追加されたDSPミキサー「TotalMix FX」、ハードウェアベースでデジタル信号を測定するソフトウェア「DIGICheck」などにも対応する。