デルは、同社の企業向けデスクトップPCとしてはもっとも高い性能とエネルギー効率をもつ「Dell OptiPlex 980」の販売を開始した。きょう体は、ミニタワー、デスクトップ、スモールフォームファクタの3種類があり、最小構成価格は、ミニタワーが93,117円、デスクトップが91,017円、スモールフォームファクタが94,692円。

「Dell OptiPlex 980」。左からミニタワー、デスクトップ、スモールフォームファクタ

CPUは、Intel Core i7やCore i5も選択することが可能なほか、1,333MHzのDDR3メモリを搭載するなど、旧モデルからの性能アップが図られており、Intel Core i5-650(3.2GHz)搭載の「OptiPlex 980」と、Intel Core 2 Duo E6500(2.33GHz)搭載の前モデルの「OptiPlex 960」と比較した場合、性能が約35%向上しているという。

また、「OptiPlex 980」はvProにより対象デスクトップのソフトウェアを遠隔地でメンテナンスすることや、Dell Update Catalog for Microsoft System Centerにより、基本的なシステム更新を自動化することができるなど、管理性に優れているほか、最大90%の高効率電源を搭載するなど環境に配慮した設計になっている。

最小構成はいずれのきょう体の場合も、CPUがIntel Pentium G6950(2.8GHz)、メモリが1GB、HDDが160GB、光学ドライブがDVD-ROM、OSがWindows Vista Home Basic SP2。

ミニタワーのインタフェースは、USB 2.0×10、パラレル×1、シリアル×1、有線LAN5×1、D-Sub×1、Display Port×1、eSATA×1、ライン入力×2、ライン出力×2。

デスクトップ/スモールフォームファクタのインタフェースは、USB 2.0×8、パラレル×1、シリアル×1、有線LAN×1、VGA×1、Display Port×1、eSATA×1、ライン入力×1、ライン出力×2。

外形寸法/重量は、ミニタワーが401.0×187.0×437.9mm/11.4kg、 デスクトップが389.9×112.0×347.0mm/7.5kg、スモールフォームファクタが、299.9×87.8×326.9mm/5.9kg。