MuseScoreは、同社の配布するクロスプラットフォームの無償楽譜作成ソフトウェアの最新ベータ版「MuseScore 0.9.6 beta 2」を発表した。メーカーWebサイトから、無償でダウンロードすることができる。
本製品は、WYSIWYG環境による快適な譜面制作をサポートする「virtual note sheet」をはじめ、無制限の譜表(各最大4声)、マウス/キーボード/MIDIなどを活用した簡単で素早い音符入力を実現。また、ソフトシンサイザー「FluidSynth」とのインテグレーション、MusicXMLやSMFの入出力などにも対応する。最新バージョンでは、多くの不具合の修正に加えて、新しいショートカットキー設定(Mac版のみ)、インストールディレクトリの変更およびソフトウェア容量の約25%の縮減(Windows版のみ)、ハンガリー語/ルーマニア語/ロシア語ローカライゼーションの追加などが行われている(現時点では日本語は含まれていない)。なお、正式版MuseScore 0.9.6についても、最終的なテストが終了次第、近日中にリリースが予定されているとのこと。対応OSは、Windows/Mac OS X/Linux。