FXpansionは、本年初頭に開催された「NAMM Show 2010」にて公開された、軽快な動作と高いコストパフォーマンスを実現した同社の最新ドラム音源「BFD Nano」の情報を公開した。なお、製品名が、発表時に「BFD Nano」から「BFD Eco」へと変更されている。

ドラム音源の定番ともなっている「BFD 2」に、エントリーモデルとなる「BFD Eco」が登場。洗練されたユーザーインタフェースと、軽快な動作が魅力の最新ドラム音源ソフトだ

BFD Ecoは、プロクリエイターも愛用しているドラム音源ソフト「BFD 2」と同等のサウンドエンジンを採用したエントリーモデル。上位版に劣らない音質を低コストで実現している。英ロンドンのAir Studiosにて収録されたBFD2ライブラリのなかから厳選された、5種類のキック、6種類のスネア、12種類のタム、3種類のハイハット、11種類のシンバルおよびパーカッションなどのサウンドを搭載。40種類以上のプリセット、および1500種類のグルーブパターンも付属する。さらに、同社DCAMにも採用されている回路レベルでモデリングしたコンプレッサー、OverloudのBreverb Plateアルゴリズムを使用したリバーブなどを含む、EQ/フィルタ/ダイナミクス/ドライブなどの各種エフェクト15種が備えられている。サードパティ製BFD用アドオンの読み込みにも対応する。BFD2へのアップグレードパスも用意されるとのこと。発売日や価格、日本国内での取扱などについては、現在未発表。