HP Pavilion Notebook PC dv7 冬モデルで一番に気になるのが、液晶ディスプレイの大きさではないだろうか。日本HPでは、液晶サイズが10.1インチといったコンパクトなノートPCから、17.3インチという大型製品まで、用途別に様々な液晶サイズのモデルを用意している。HP Pavilion Notebook PC dv7に搭載されたディスプレイは17.3インチと、横長比率ながら一昔前にスタンダードだったCRTディスプレイと同じサイズ。ここまで大きい液晶になると、たいていの人は第一印象として「デカイ」と感じるはずだ。そしておそらく皆さんは17.3インチの「.3」の部分はなんだろうと考えたのではないだろうか。この「.3」にはワケがあり、もし17インチだった場合、縦横比率が16:10になってしまう。17.3インチにすることで16:9となり、映画などのコンテンツを再生した場合に上下に黒いラインが入ることなく、フルスクリーンで再生できるというメリットがあるのだ。
液晶パネルが大きいということは天板も大きいというのが普通。本製品の天板も例外なく大きなサイズとなっているが、そこには「HP Imprintテクノロジー」と呼ばれる転写技術を採用したパターンが施されている。このパターンは「ZEN-design」と呼ばれるもので、美しい光沢とともに傷にも強い特長がある。これにより「格好いいPCをいつまでもキレイに使いたい」といったユーザーの希望を、機能性とデザイン性の両面で実現している。
天板部分にはもうひとつアクセントとして、起動すると淡く輝くHPイルミネーション・ロゴが用意されている。その他、電源ボタンやハードウェアの稼働状態を知らせるLEDなども適所に配置され、快適な操作のサポートに一役買っている。