NTTドコモは10日、FOMA携帯電話の新製品『docomo PRO series SH-03B』(シャープ製)を発表した。2010年2月に発売する予定

『docomo PRO series SH-03B』(シャープ製)

「SH-03B」はタッチ操作に対応した3.7インチフルワイドVGA(480×854ドット)ディスプレイを搭載したスライドタイプの携帯電話。スライド下部に配置された、数字キーが独立したQWERTYキーボードが特徴。「Fn」「↑(shift)」をキーボードの両側に配置しており、Fnロック、shiftロックにも対応。「()」「&」などの記号や英字も簡単に入力できる。このほか、デコメ絵文字や絵文字をワンタッチで表示できる「絵文字ボタン」なども搭載する。

大型のディスプレイを搭載したことで、ワンセグ、フルブラウザ、インターネット動画が大画面で楽しめる。加えて、メール入力時などは2画面表示に対応しており、受信メールを見ながら返信メールを作成できる。また、よく使う機能を自分好みにカスタマイズできる「待受タッチランチャ」といった機能も搭載する。

電話機本体は、手にフィットするラウンドフォルムを採用しており、縦ポディションでもスムーズに操作することができる。本体デザインはクリスタルをイメージし、透明感ある素材を採用。クリスタルデザインを美しく引き立てるイルミネーションも搭載している。

機能面では、iコンシェル、GPS/オートGPS、ケータイデータお預かり、ブルーレイディスクレコーダー映像転送、マイエリア、Music&Videoチャネルなどに対応。メール作成時の誤操作回復機能も利用できる。通信面では、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G/GMS)」、FOMAハイスピード(HSDPA 7.2Mbps)をサポートする。

(写真:石森 亨)

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SH-03B、左からホワイト、ブラック、マゼンタ。サイズは約117×56×15.6mmでサブディスプレイは搭載しない。背面に約520万画素のCMOSカメラを搭載

横方向の待ち受け画面

縦方向の待ち受け画面

待ち受け画面にメモ帳を表示できる「待ち受けメモ機能」が搭載されている

4コーナーイルミネーション。キーボードの開閉時に本体の四隅が点灯する

メインメニュー、OSはSymbianベースのものとなっておりiモードやiモードメールにも対応している

手書きメモは指でなぞってメモがとれる

プリインストールされている「地図アプリ」を起動させたところ

カメラアプリ起動時。設定から撮影まで全てタッチパネルで行うことができる

(写真・キャプション/渡邉洋介 K-MAX)

主な仕様(予定)

寸法 高さ 約117mm×幅 約56mm×厚さ 約15.6mm
質量 約145グラム
3G連続待受時間(静止時[自動]) 約450時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]) 約220時間
連続通話時間(3G/GSM) 約200分/約180分
連続テレビ電話時間 約110分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数) 約3.7インチ/横 480ドット×縦 854ドット・フルワイドVGA/NEWモバイルASV液晶/16,777,216色
サブディスプレイ(サイズ/ドット数/種類/発色数) -
外部メモリー(最大対応容量) microSD(2GB)、microSDHC(16GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) 顔検出オートフォーカス対応CMOSカメラ(約520万画素/約500万画素)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) -
White、Black、Magenta