変換する値を入力し、変換先の単位(ここでは「グラム」)を選択する(図12)。すぐさま計算され、結果が表示される。

図12 変換結果が表示

単位の変換では、非常に多くの単位があらかじめ用意されており、生活上、学術上でも非常に便利に使えるであろう。欲をいえば、日本固有の単位である「尺」や「貫」などもあるともっとよかった感じである。同様に、日付の計算もできる(図13)。

図13 日付の計算

ちょっと便利な機能3-住宅ローン計算

最後に、住宅ローン計算を紹介しよう。[表示]メニュー(図3)から[ワークシート]→[住宅ローン]を選択する(図14)。

図14 ワークシートの住宅ローン

右に住宅ローン計算のペインが表示される(図15)。

図15 住宅ローン計算ペイン

デフォルトでは、「毎月の支払い額」となっているが、その他にも「期間(年数)」や「購入価格」を計算することもできる(図16)。

図16 計算できる項目

ここでは、スタンダードに2,800万円の物件を購入し、頭金200万円、25年返済、利率を3.5%として計算してみた(図17)。

図17 毎月の返済額を計算

端数がついて表示されるが、およその金額がわかる。ワークシートには、他にもユニークな計算事例がある。図18は、自動車の燃費計算である。

図18 燃費計算

Windows 7の電卓は、標準的な機能以外にも、かなり便利な機能を持っている。ぜひ、使ってみていただきたい。