本連載では、さまざまなモバイルアクセサリーを紹介している。今回は電話機本体を傷めずに「デコ電」を作れる「デコシート」を紹介する。

デコシートは、デコレーション 専用のベースシート。これまでにもいくつかのメーカーから販売されている、シート自体にデザインやキャラクターなどがプリントされたものとは異なり、シート上に好みのデコレーションすることを前提とした粘着シートだ。

「デコシート」(販売元:ヒラ商)。価格は500円

シートとサイド用テープ、貼付け手順書がそれぞれ1枚ずつ入っている

家電量販店や雑貨店などで購入可能で、価格は500円。クリアタイプ、ラメタイプ、レインボーラメタイプ、金ラメタイプ、ピンクラメタイプ、銀ラメタイプ、ブルーラメタイプ、パープルラメタイプの8種類のバリエーションが用意されている。

今回、ウィルコムのストレートタイプの電話機「HONEY BEE(WX331K)」を使用して実際にデコレーションしてみた。

電話機の角の部分はシワになりやすいのでシートを引っ張りながら貼っていく(画像左)。電話機の側面にあるライン、電池パックの蓋部分のラインに沿ってカッターナイフでシートを切り取る(画像中央)。シートが剥れないように、同梱のサイド用テープを周囲に貼る(画像右)

シートのサイズは縦110mm×横78mmで、一般的な折りたたみタイプの携帯電話の表面と裏面に貼る場合は2枚必要となる。機種のサイズや貼る場所によって必要なシートの枚数が異なるので購入前に確認しよう。筆者が使用したWX331Kでは、あらかじめシートを半分に切ることで電話機の裏面全体に貼ることができた。

デコシートを貼る前の状態(画像左)と金ラメのデコシートを貼った状態(画像右)。デコレーションをしなくても、ラメ入りの電話機にしたい場合や、液晶保護シートのように電話機本体のキズやヨゴレを防止するために貼っておいてもいいだろう。スピーカー部分はシートに穴を開けるなどして、くり抜いておかないと着信音が聞こえにくくなる

接着剤を使用してデコレーションのパーツをデコシートの上に貼っていく

ステッカーなどもデコシートの上に貼れば電話機を傷めなくてすむ

完成したデコ電

デコレーションをしたデコシートを剥がす

デコシートを剥がしたところ

完成したデコ電のデザインに飽きたら、デコシートを剥がせば、デコレーション前の状態に元通り。電話機にキズや接着剤の跡もつかない。改めてデコシートを貼って違うデコ電を作成すれば一台の電話機で何度もデコレーションを楽しむことができる。なお、デコシートは伸縮性があるため、大きめで折曲がり難いパーツを貼った部分は非常に剥がし難いので注意が必要だ。

(2106bpm/K-MAX)

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