ノートPCの顔とも言える天板部分は、ピアノブラック調に独自の縞模様をあしらったトポ・ブラックが標準となっているが、オプションにより、クール・ブラック、インテリジェント・ブルー、クラシック・レッド、プラム・パープル、オリーブ・グリーンの5色から選択が可能。さらに「design studio」であれば、「Sea Sky - MikeMing」や「(PRODUCT) RED(TM) Edition - Slobhan Gunning - Shine Within」といった絵柄をあしらった天板にも変更できる。これにより、なんと合計17種類のデザインの中から自分好みのデザインを選べるという、こだわり派にはうれしい選択オプションが用意されている。

試用機の天板部分はインテリジェント・ブルーでマットな質感が特徴。真ん中には、鏡面加工されたデルのロゴが配置されている

天板部分のカラーは、標準トポ・ブラックのほか写真の5色から選択可能。左からインテリジェント・ブルー、プラム・パープル、クラシック・レッド、オリーブ・グリーン、クール・ブラックだ

「Sea Sky - MikeMing」

「(PRODUCT) RED(TM) Edition - Slobhan Gunning - Shine Within」

メッシュ加工された奥にはスピーカーが内蔵されている。左右サイドに配置されているため、ステレオ効果をしっかりと感じられるのがポイントだ

PCを開くとまず印象深いのが、非常にシンプルなデザインが採用されているということ。ビジネス向けではない一般的なノートPCでは、メールボタンやマイドキュメントキーなどといったカスタマイズキーがズラリと並んでいることも多いが、本製品は非常にシンプルなキー構成となっている。キーピッチは約1.9cmとかなり余裕があり、配列はカーソルキーの配置上、右シフトキーが若干窮屈な形になっており、右[Alt]キーは用意されていない。またキーボードと液晶の間部分にはサブウーファーを搭載したステレオスピーカーが内蔵されており、高音質で迫力のあるサウンド再生が可能だ。タッチパッドは、縦が約4cm、横が7.8cmと標準的な大きさ。マルチタッチにも対応しており、2本指で画像を拡大縮小するといった操作が可能だ。タッチパッドのドライバー設定を変更すれば、タッチパッド上で指を渦巻きのように動かすことで拡大や縮小を行なうといったこともできる。

キーボード右端には、[Delete]、[Home]、[PgUp]などのキーが縦に配列されている。[Enter]キーが右端に配置されていないので、慣れるまでミスタイプが起こりやすいかもしれない