米Appleは8月5日 (現地時間)、Mac OS X Leopardのシステムアップデータ「Mac OS X 10.5.8 アップデート」の提供を開始した。Macの安定性・互換性を強化する修正、セキュリティ・アップデートなどが含まれる。Mac OS Xのソフトウエア・アップデート機能を通じてインストールできるほか、Appleのサポート・サイトのダウンロードから単体インストーラを入手できる。

v10.5.8では、ImageIOを通じたオーバーフローやMobileMeアクセスのクレデンシャルが残る問題など18におよぶセキュリティ上の脆弱性が修復されている。またシステム環境設定の「ディスプレイ」パネルに特定のモニター解像度が表示されなくなる問題、デジタルカメラから大きな写真やムービーファイルを取り込めない問題などが解決する。ほかにも起動に時間がかかる原因の修正、Bluetooth機能の全体的な信頼性の向上、AirMacネットワークに接続する際の互換性と信頼性の向上などが改善点として挙げられている。

このアップデートには米国時間の7月8日に公開されたSafari 4.0.2が含まれ、Safari 4の履歴フル検索の正確性が改善する。