ニコンは4日、COOLPIX Lシリーズの新モデル「COOLPIX L20」を発表。発売は8月28日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は1万7,000円前後。

初心者にも使いやすいLシリーズの新モデル「COOLPIX L20」

COOLPIX L20は、2008年1月に発表された「COOLPIX L18」の後継機にあたる単3形電池対応のエントリーモデル。同社独自の画像処理コンセプト「EXPEED」をベースとして最適化した画像処理システムと1/2.3型有効1000万画素CCDを採用し、レンズには焦点距離38-136mm相当(35mm判換算)の光学3.6倍ズーム NIKKORレンズを搭載する。

同モデルでは、初心者でも使いやすい操作性が特徴。約23万ドット3.0型の大型液晶モニターを搭載し、電源をオンにするだけでカメラが自動的に最適な撮影設定を行う「らくらくオート撮影」や、最大12人までの顔認識機能を装備する。さらに、目つぶり検出、笑顔になった瞬間に自動撮影する笑顔撮影モード(最大3人まで)、ブレを自動検知して補正する「モーション検知」なども用意されている。

本体上面には撮影モードボタン、再生ボタンを用意。背面の操作ボタンのサイズを大きくすることで操作性を向上させている

このほか主な仕様として、絞りはF3.1-6.7、記録メディアは内蔵メモリー(約20MB)/SDメモリーカード、ISO感度はオート(ISO 64~1600)、撮影可能枚数(CIPA規格)は約240コマ(アルカリ電池使用時)、約440コマ(Ni-MHリチャージャブルバッテリー「EN-MH2」使用時)、約630コマ(リチウム電池使用時)。本体サイズは約96.5(W)×61(H)×29(D)mm(突起部を除く)で、重さは約135g(本体のみ)。