アビーは、同社ケース初のドアギミックや5.25インチベイのフリーレイアウト構造の採用により、マシン構築の自由度を高めたExtended ATX対応の静音タワーケース「AS Enclosure 80X」を発表した。本日より発売を開始する。価格はオープンだが、同社直販サイトでの販売価格は34,980円。

「AS Enclosure 80X」

フロントドアが、右開きと左開きをスクリューレスで簡単に変更できる両開き設計で、さらにフロントドアとフロントパネルとの間に設けられた高低差がインレットエアホールとして機能するドアギミックを採用している。フロントドアによる遮音効果も期待でき、静音性と冷却性能の両立が特徴。

5.25インチベイは最大9段のフリーレイアウト

左右両開きのドアギミックを採用した

対応マザーボード規格はExtended ATX/ATX/マイクロATX/Mini-ITX。電源は未搭載で対応電源規格はATX。本体カラーはシルバーとブラックの2色展開。フロントパネルおよびカバー素材はアルミニウム合金で、シャーシ素材はスティール合金。本体サイズはW219×D567×H459mmで、重量は約11.2kg。フロントインタフェースはUSB 2.0×2、eSATA×1、オーディオ入出力。

ドライブベイは、5.25インチ×9(全段フリーレイアウト)、3.5インチ×1(5.25インチベイ共用)、3.5インチシャドウ×4(5.25インチベイ共用)。PCIスロット×7。ケースファン(NANO TEK FAN)は、フロント×1(120×120×25mm/約1,000rpm)、リア×1(120×120×25mm/約1,000rpm)、VGAクーリングユニット×1(120×120×25mm/約1,000rpm)。