アビーは、2系統の直線的エアフロー構造などで従来にない高い冷却性能を実現したマイクロATXケースのフラグシップモデル「AS Enclosure 340ST」を発表した。本日より発売を開始する。価格はオープンだが、同社直販サイトでの販売価格は29,980円。

「AS Enclosure 340ST」

「AS Enclosure」シリーズの最高峰モデルである「450ST」のエクステリアデザインや直線的エアフロー構造を継承するとともに、新機構となる、搭載デバイスに合わせて設置位置を調整できるスライド式ミッドシップファンを含む3基の「NANO TEK FAN」を搭載。それらの相乗効果で実現した高い冷却性能を最大の特徴としている。

内部に2つの直線的エアフロー構造を採用

新機構となるスライド式ミッドシップファン

対応マザーボード規格はマイクロATX/Mini-ITX。電源は未搭載で対応電源規格はATX。本体カラーはシルバーとブラックの2色展開。フロントパネルおよびカバー素材はアルミニウム合金で、シャーシ素材はスティール合金。本体サイズはW203×D429×H379mmで、重量は約7.9kg。フロントインタフェースはUSB 2.0×2、eSATA×1、オーディオ入出力。

ドライブベイは、5.25インチ×3、3.5インチ×1(5.25インチベイ共用)、3.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×2(3.5インチシャドウベイ共用)。PCIスロット×5。ケースファンは、フロント×1(120×120×25mm/約1,000rpm)、ミッド×1(120×120×25mm/約1,000rpm)、リア×1(120×120×25mm/約1,000rpm)。