カシオ計算機は22日、ソーラー電波ウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」の新モデルとして「Transpacific Yacht Race 2009(トランスパシフィックヨットレース)」の優勝チーム決定記念モデル「OCW-S1250TT」を発表。発売は8月29日で、価格は189,000円。

トランスパシフィックヨットレース優勝チーム決定記念モデル「OCW-S1250TT」

Transpacific Yacht Raceは、米国西海岸からハワイまで約4,121kmを帆走するヨットレース。1906年よりほぼ2年に一回のペースで開催され、外洋レースの草分け的な存在となっている大会である。

同社は、海洋をテーマとするOCEANUSのもつブランドイメージと同大会とのマッチングの良さから、前回大会をオフィシャルタイムキーパーとしてサポート。2009年も6月29日より開催された「Transpacific Yacht Race 2009」を協賛している。

今回発表されたOCW-S1250TTは、2009年大会の優勝チーム「Samba Pa Ti(サンバ・パ・ティ)」のクルーに贈呈された記念モデルと同じデザインを採用。"Top Yacht Races of the World"と称されるレースを制覇した勝者をイメージしており、ゴールドカラーを随所にとりいれた華やかなデザインとなっている。

時分針や時字、文字板のロゴマークにゴールドを配色し、華やかさを演出している

またベゼルには、ブラックセラミックと耐摩耗性に優れ、錆びに強い「ゴールドIP」を施したメタルの二体構造を採用。バックルには、トランスパシフィックヨットクラブのシンボルである、三角旗(Burgee)を刻印したほか、裏蓋にはヨットクラブのマークをあしらっている。

機能面では、5気圧防水を装備し、世界29都市ワールドタイム(29タイムゾーン、サマータイム設定機能)+UTCの時刻表示、ホームタイムの都市入替機能、針位置自動補正機能、フルオートカレンダー、ストップウオッチ(1/20秒、24時間計、スプリット機能)、バッテリー充電警告機能、日付・曜日表示など多彩な機能を搭載。世界6局(日本2局・中・米・英・独)の電波受信機能「マルチバンド6」や、ソーラー駆動システム「タフソーラー」、自動で針位置を修正する「針位置自動補正機能」、衝撃に強い「ハイブリッドマウント構造」を備える電波ソーラームーブメント「タフムーブメント」も採用している。

販売数は世界限定500本。本体にはシリアルナンバーが刻印され、スペシャルパッケージも用意される。