ウィジェットの制作・開発などを行うアップフロンティアは、企業のカタログ等の印刷物をそのままiPhone/iPod touchアプリとして提供するための制作パッケージ「catalog apps.」を開発したことを発表した。

catalog apps.は、PDFやJPEGなどの画像にしたカタログデータを用意すれば、最短一週間でアプリとして申請が可能。基本機能は、目次表示/ページ表示/拡大/自動再生/動画再生/リンクなど。リンク機能ではアプリ内でSafariを起動するため、再生中のカタログを終了しなくてもWebページを開けるようになっている。

サービス利用料は、カタログ50ページまでが44万円(動画1本も含む)、アプリを同社のアカウントで提供する場合は48万円。それ以上は10ページごとに8,000円追加となる。

第一弾となった海外腕時計メーカーのカタログアプリ

カタログのレイアウトをそのまま表示。拡大も可能

カタログにない情報や変動する情報はWebへのリンクを活用

動画素材もアプリに含めることができる

今後はiPhone OS 3.0に対応し、情報プッシュ機能による新着カタログのお知らせなど、「1つ見て終わりではなく、カタログ管理ツールとして活用できる」(同社)次期バージョン開発を行うとしている。