今回の夏モデルから、直販のソニースタイルのカスタマイズモデル「VAIOオーナーメード」で選べるオプションがいくつか増えている。ひとつは天板の色で、新しく「パイライトゴールド」が追加された。また、キーボードも従来のシルバーに加えて、ダークブラウンが選択できるようになっている。

さらに今回から、天板に幾何学的なパターンをあしらった筐体を選ぶことができるようになった。天板の柄はボディカラーによって異なり、クリスタルホワイトの場合は雪の結晶をモチーフにした「フローズンクリスタル」、ペリドットグリーンの場合はDNAをイメージした「レイヤードペリドット」、ガーネットレッドの場合は植物の葉脈を思わせる「メッシュガーネット」というデザインになっている。

VAIO type Pの「レイヤードペリドット」モデル。一見、従来の「ペリドットグリーン」モデルと変わらないように見えるが、天板にはDNAをイメージした幾何学的なパターンがあしらわれている

VAIO type Pの「メッシュガーネット」モデル。天板には、植物の葉脈を思わせる模様が描かれている

キーボードの新色、ダークブラウン。非常にシックな色合いで、かなりかっこいい。レッドやグリーンとの相性も悪くない

キーボード部分を拡大したところ。ブラウンといっても、かなり黒に近い濃い色。キー表面のメタリックな質感が洗練された雰囲気を醸し出している

これらの柄は、いずれもレーザーで焼き付けられており、光の当たり具合で見え方が変わるのが特長。手に持つ角度を変えることで、柄が目立たなくなったり、表面に浮き出て見えてきたりする。非常に洗練された雰囲気で、嫌みがないところがいい。柄ものが苦手な人でも違和感なく手にすることができるはず。ぜひ一度、実物を見てみてほしい。Webの写真とはまた違った感想を持つに違いない。

このほか、VAIOオーナーメードでは、Atom Z550(2GHz)がオプションとして追加されるなど、性能面でもよりパワフルにカスタマイズできるようになっている。