次に注目したいのが、武骨さを前面に押し出したような落ち着いたデザインだ。天板に光沢仕上げを採用するモデルが増えている中で、あえてマットな仕上がりにこだわる姿勢が実に男らしい。光沢仕上げのように指紋がベタベタと目立つようなことがなく、ビジネス用途で使っても違和感がないスタイリングは、まさに万能選手といえるだろう。奇抜さがないだけに何年使っても古さを感じさせないという点も魅力のひとつだ。
機能面については、約19mmピッチで打ちやすいキーボード、ジェスチャー機能対応のフラットポイント、キーボード上部に配置されたワンタッチボタン、セキュリティ性能を高めてくれる指紋センサーなどを継承。また、普段は使わないミニD-sub 15ピンにホコリが入らないようカバーが付いていたり、本体底面に清掃用のダストキャッチャーが用意されているといった部分も、地味ながらうれしい配慮といえる。