エムエスアイコンピュータージャパンは26日、従来は2枚構成だった基板デザインを新たに1枚構成へ変更した新バージョンのNVIDIA GeForce GTX 295カード「N295GTX-2D1792」を発売した。価格はオープンだが、店頭予想価格は58,000円前後。

「N295GTX-2D1792」

GeForce GTX 295は、単体のグラフィックスカードにGPUを2基内蔵し、協調動作させることで、NVIDIA史上最高のパフォーマンスを実現している。N295GTX-2D1792におけるMSI独自の仕様としては、同社のハイエンドマザーボードでおなじみの高効率電源回路「DrMOS」や、ミリタリークラス基準の高品質パーツの採用などが挙げられる。

主な仕様は、基板デザインの変更以外は従来製品と同様で、コアクロックは576MHz、シェーダクロックは1,242MHz、メモリクロックは1,008MHz(データレート2,016MHz)(*)。メモリはGDDR3で、容量は1,792MB、接続バス幅は896bit(448bit×2)。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express (2.0) x16。ブラケット部の出力端子はデュアルリンクDVI-I×2(デュアルリンク、HDCP対応)で、DVI→D-Sub変換コネクタも付属。

(*) MSIによる独自オーバークロック仕様。リファレンスクロックは999MHz(データレート1,998MHz)