次にOMNIA POP 931SCならではの機能を紹介する。Samsung独自のタッチ式ユーザーインタフェース「TouchWIZ UI」を採用しており、待ち受け画面には時計、カレンダー、天気予報、音楽プレイヤーなど、よく使う機能を「ウィジェットアイテム」として表示させておくことができる。ウィジェットは、全部で51種類用意されており、その中からよく使うウィジェットを最大17種類、待受画面の左側にあるウィジェットバーに登録できる。好きなものをタッチ操作で引き出して待受画面に配置しておけば、ワンタッチで使いたい機能にアクセス可能だ。

931SCのメニュー画面。メニュー表示パターンは全部で9種類

ウィジェット機能は930SC OMNIAでも利用できたが、OMNIA POP 931SCではウィジェットを置いておける待受画面を2パターン設定することができる。なお、待受画面に出しているアイコンだけではなく、ウィジェットバーにある収納してあるウィジェットもワンタッチで起動可能だ。

待受画面はAとBの2パターン設定できる。画面はタブをタッチするだけで切り替え可能で、それぞれ好みのウィジェットを登録可能

画面上部の切り替えタブをタッチすることで、待受画面を切り替え可能だ。片方にビジネス、もう片方にはプライベートで利用できるウィジェットを設置する――といった具合にシチュエーションに合わせて使い分けることも可能だ。

このほか930SC OMNIAに搭載されている、撮影した写真にペンやスタンプなどを使用して"お絵かき"できる「お絵かきアニメ」も機能強化されている。

プリントシール機感覚で撮影した写真にデコレーションできる「お絵かきアニメ」

OMNIA POP 931SCでは、合計144種類のペン機能が用意されており、プリセットのスタンプの種類も合計48種類に増えた。このほか、撮影した画像の一部を線で囲んで、オリジナルのスタンプを作成することも可能になっている。これらのツールを使ってさまざまな画像・アニメーションが作成可能だ。友人に待ち合わせ場所を解説した「地図メール」を送ったり、家族の誕生日などに手書きのメッセージを「記念日メール」として送ったり、ユーザーのアイディア次第で利用の幅は広がる。

合計144種類のペン機能。3つの色カテゴリー、3つの線スタイル、16種類のカラー、5種類の線の太さを組み合わせて利用可能だ

スタンプは合計48種類。貼り付けたスタンプは拡大・縮小・回転することができる